1st full album「ドラマチック・センチメンタル」

ボーカルゲンセイによる全曲解説!!

1.『ドラマチック・センチメンタル

今回のアルバムのテーマとなっている「ドラマチック」と「センチメンタル」の世界観を表現したインストを1曲目にどうしても収録したくて作った曲。

ちなみに今回のアルバムのジャケットはクラゲの写真を使っているんだけど色々な色に輝くクラゲが水の中で浮かんでいる姿がなんだか「ドラマチック・センチメンタル」なイメージにぴったりだなと思いカメラマンさんと一緒に実際のクラゲを撮影しに行って今回のアルバムのジャケットは出来ました。

この1曲目の世界観のまま2曲目の「ビューティフル」の歌い出しが流れた時の瞬間は個人的にすごいドラマチックだなと思います(笑)

2.『ビューティフル

去年の春頃一人でスタジオに入ってこの曲のサビが出来た。

最初は爽やかな曲だし夏の歌にしよう!と思いめちゃくちゃ夏な歌詞を書いていたけど曲が完成していくうちになんだか凄くいい曲が出来る予感がしてきてこの曲を夏の歌にして季節限定曲にしてしまうのはもったいないなと思い出来ていた歌詞を全て消して今の歌詞を書きました。

この曲の持つ勢いが大好きな人を守って行こう!っていう気持ちとリンクするような気がして「君を乗せてどこまでも行こう」と書きはじめました。

正直な所丁度この曲を作ろうとしていた去年の春頃色々と自信がなくなっていて自分はアーティストとしてこれから続けて行けるのかな?もう音楽を辞めてしまった方がいいのかな?と本気で悩んでいた時期があってそんな時この曲が出来て自分にもまだこんな素敵な曲が書けるんだ!もう少し自分の可能性を信じてみようと思わせてくれた曲。

大袈裟に聞こえるかもしれないけどこの曲が出来てなかったら今自分は音楽を辞めていたと思う。

そんな大切な歌だし自信もある曲だから今回の1st albumの最初にこの曲を収録しました。

そんな気持ちで書いた歌だから自分を応援してくれる人達を歌詞に重ね合わせて「君を乗せてどこまでも行こう その瞳の先へと 」とみんなにこれから自分の音楽で素敵な世界を見せて行くからねっていうメッセージを込めた曲です。

3.『溢れだす

「全国発売は絶対この曲で行くから!」そう言っていきなりスタジオに持って行って佑紀に聴かせた曲。

絶対時代に残る名曲を作ってやる!そういう気持ちで書きはじめた曲。

自分の曲は前から切ない曲が多いと言われるしそれが自分の作る曲の良さだと思っていて今回そんな名曲を作るならその切なさを最高に押し出した曲を書こうと思った。

そこで色々と考えてる中「切なさ」ってなんだろう?って考えてる時に出て来た言葉が「溢れだす」だった。

普段は一気に歌詞は最初から最後まで書いてしまって完成させることが多いんだけどこの曲に関しては何度も歌詞を書き換えたり、少ししか言葉が進まなかったり他の曲と比べてかなり歌詞に時間がかかった曲かな。

その分沢山の人に愛される曲になったと思うし自分が今まで書いてきた曲の中でも代表曲の1つになったと思います。

悲しみが溢れだした人がこの曲と出会ったことで前に進む勇気が少しでも溢れだしてくれたらいいなと思います。

4.『女優

「玄清君!いい曲書いたね!」いつもお世話になっているエンジニアさんにはじめてそう言ってもらえた曲。

僕の歌はラブソングが多かったりするんだけどだからこそこの曲はラブソング以外の曲を作ろう!と思い書きはじめました。

最初応援歌を作ろう!とザックりとしたテーマで考えていて丁度その時周りの友達とかのつぶやきや日記などをネットで読んでいたらみんなそれぞれ色々な悩みを持っていて表ではその部分を人に見せず本当の姿をいつも隠して生きているんだなって感じてその演じている作られた自分の姿はまるで女優だなと思って出来た曲。

応援歌らしくテンションの上がるサウンドを意識して作ったから今の所ナナイロの楽曲で個人的に1番ライブで演奏したらテンション高くなる曲だと思います(笑)

 

5.『Ame

雨の日って色々考えてしまう。

なんだか切なくもなったりする。

そんな気持ちから書いた歌。

すごく悲しいことがあって涙が溢れても雨の日ならなんだか誤魔化せるような気がする。

でも、そんなつまらないことを考えてる自分ならまだ前を向いて歩いて行けそうだ。っていう意外とポジティブソングなんです(笑)個人的にはこの曲のBメロのハモりが好きかな。

タイトル通りなんだか雨の日に聴きたくなる1曲です。

 

6.『夜の公園

最初ゆったりとしたバラードだったんだけどアレンジャーさんからもっと疾走感ある感じにしてみない?と提案をもらって今のアレンジになった曲。

この曲では僕自身の恋愛観をリアルに書いていて少しだけでも会えるならその短い時間をお互い大切にして一緒に過ごせる喜びを味わえたらいいなと思ってこの曲を書きました。

サビのすごく広がりのあるメロディーが個人的にお気に入りな一曲です。

7.『2lower

昔から応援してくれてるファンの子が結婚するという知らせを聞いて書いたウエディングソング。

なかなか満足行くウエディングソングが出来なくて5曲くらい書いた中で出来た1曲です。

すごく優しくてあったかい歌にしようと思って書いた歌だから自分のイメージ通りのウエディングソングになってくれて良かったです。

愛というのは植物と同じで愛情をあげないとすぐに枯れてしまうもの。

だから少しずつでもいいから自分達の花を沢山の愛情で育てていつか綺麗に咲いてくれたらいいね。っていう優しいラブソングです。

8.『Star Wish

今回のアルバムの1曲目にしようと思って書いた曲。

だから勢いもあるしとってもキャッチーな曲になってます。

でも最後に曲順を考えてる時あえてこの曲がこのアルバムの後半に入っていることでアルバム全体の流れも良くなるかな?と思ったのとアルバム後半にもこんなパワーを持った素敵な曲あるんですよ!と自信を持って言えるからと思いあえてここに収録した曲。

僕は星を見るのが好きで夜に散歩してたら空を見て星を探したりします。

どんなにツラい時でも落ち込んで下ばかり見てたら気持ちが余計暗くなるだけだからどうせなら空を見て気持ちだけでも前向きになれたらなと思って書きました。

なんだかサビを聴いたら踊りだしたくなる曲だからライブではみんなで踊れたらいいな。


9.『デビル

今回のアルバムで1番最後に収録することが決まった曲。

沢山候補曲が他にもあってどれにしようか最後の最後まですごい悩んでいてその時に綺麗事だけ書いた曲ばかりではなくちょっとしたスパイス的な曲を入れれたらアルバム全体的にまとまるのではないかな?と思いこの曲を選びました。

きっと人がみんな持ってる心の綺麗じゃない部分が出てきてしまった時この曲を聴いて目を覚まして嫌な自分を撃ち抜いて欲しいという気持ちを込めて書いた曲。

自分達はこんな曲もやりますよ!と、他の曲とは違う一面を見せたかった曲かな。

レコーディング当日になってサビ以外のメロディーを全て変えたくなってエンジニアさんに無理を言ってサビ以外の全ての所はその時のアドリブで歌ったものがそのままアルバムに収録されたちょっと異例で冒険した楽曲です。

 

10.『ダンサー

自分の中でナナイロをやるきっかけになった曲で、このアルバムを作るきっかけにもなった曲。

最初サビの「世界が終わっても君と踊っていたいな」というフレーズだけ浮かんできてそれを頭の中で繰り返しイメージさせて作っていきました。

 

なんか一つの映画を観たような曲にしたくて歌詞やPVも物語をイメージして作りました。

孤独だった主人公がある出会いで人を愛すことの素晴らしさを知っていくという物語。

このアルバムで1番古い曲かな。

 

11.『トンネル

ナナイロをはじめる前にずっと活動していたバンドが活動休止になりずっとやっていたライブ活動や全てのことがそこでストップしてしまった。

その間ライブもなく応援してくれてるみんなから「もうライブはやらないんですか?」とか「待ってます」とか色々な言葉をもらった。

みんなの期待に応えたい!と思っても0からのスタートですぐに新曲を届けられるわけでもないしライブが出来るわけでもなかったからすごく悔しい思いをした。

みんなの為に一体自分は今何が出来るのだろう?そんなことをずっと考えてた。

なかなか形にするのは難しくて沢山悩んだ結果時間はかかってしまうけど応援してくれてる人達に向けたメッセージソングを作って必ずみんなに届けようと思って書いた歌です。

みんなと会えない時間を暗闇と例えてこの暗闇を抜けた時また一緒に笑顔で会えたらいいね。という想いを込めてこの曲を作りました。

ツラい思いをさせてしまった分「もうこんなに悲しい思いにはさせないから」という気持ちを込めて今まで僕らを支えてくれた人に向けて書いた約束の歌です。

そんな思いが沢山詰まった歌だからこれからナナイロを応援してくれる全ての人にライブなどでこの曲を生で聴いてもらって「今日はありがとう!また会おうね!」っていうメッセージが伝えられるような曲になればいいなと思います。

だからこそこの曲はこのアルバムを作ることになった時最初から絶対このアルバム最後に収録しよう!と決めていた曲です。